今年の夏のある日、
ちょっとしたご縁があって
都内の学童クラブへ講演会に伺いました。
内容は、
「集団活動内での
発達に心配のあるお子さんへの対応」
というものです。
私もご聴講いただいた方々から
たくさんの学びをいただきました(#^.^#)
講演の時間内に
応用行動分析のお話しも
させていただきました。
そこで、
大変良いご質問をいただきました。
ここで、2つご紹介しますね。
まず、一つ目です。
┏━━━━━━━━━━━━┓
応用行動分析は
適切でない行動を
好ましい行動に
変化させていくものですよね?
┗━━━━━━━━━━━━┛
答えは・・・YESです。
ただ、
それだけでは不足していると
思いました。
「ん・・・・???
それって、どういうこと??」
はい。
確かに「教える」のは
「好ましい行動」なのですよ。
でも、
「適切でない行動」だけを
「適切な行動」にする、
という訳ではないのです。
そこには、
これから習得する
新たな行動も入っているのです。
ですから、
◆=・・・=☆=・・・=◆
好ましい行動を
分かりやすく
お子さんに教える。
それが
応用行動分析の指導法
◆=・・・=☆=・・・=◆
と考えるのが良いのではないかと
思っています(^-^)
では、次です。
┏━━━━━━━━━━━━━┓
応用行動分析は
行動をみることが
重要だということは分かりました。
でも、どうしても
お子さんの感情を
読んでしまうんです。
そうなると指導が難しくて…
┗━━━━━━━━━━━━━┛
そうそう!!!
そうなんです!!
私だって
応用行動分析に出会う前は
そうでした。
例えば・・・
そう!
以下のようなことはありませんか?
-------------
ランチバイキングへ行きました。
最初はおなかが空いていたので
どんどん食べました。
でも、次第に満腹になってきました。
それでも、
あなたはスイーツを食べたいので
いくつものスイーツを食べました。
-------------
ここでは
2つの「食べる」という行動が
起きています。
==========
①おなかが空いたから
食べる
②食べたいから
食べる
==========
??????
気づきましたか??
では、
これならどうですか??
==========
【見える】
「食べる」という行動
【見えない】
「おなかが空いた」という思い
「食べたい」という思い
==========
ね!?
「思い」は見えないので
本当はどうなのか
というとこが分からないのです。
ですから、
誤解が生じやすいのです。
このように
誤解したまま対応すると
どのようになるでしょうか。
このバイキングの例の場合、
食べ続けているのをみて
「おなかが空いているのだな」と
推測してしまうと、
満腹の人に
どんどん料理を
用意することになります。
そうなるとどうなるか
もちろん
「無駄」
が生まれてしまうのです
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
これは、
日々の指導にも言えることです。
◆=・・・=☆=・・・=◆
自分では見えないことを
察すると
無駄が生まれてしまう
◆=・・・=☆=・・・=◆
結果的に
お子さんにとって
良くない状況になるのです。
これは気を付けなければ
なりませんよね。
・・・・ところで。
今日は
「応用行動分析」という
言葉が出てきました。
耳慣れない言葉で
申し訳ございませんでした。
「応用行動分析」の解説は
次回のブログでいたしますね。
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