療育が効果的でない理由

発達障害のお子さんはもちろん、グレーゾーンのお子さんも療育に通うことができます。

しかしながら、その効果は人それぞれ。

療育の場である事業所を上手に選んだとしてもお子さんの成長や発達にぴったり合うとは限りません。

今回は、療育が効果的でない理由を探っていきます。

 

療育の機会が足りない

多くの療育は、毎日通うことができないのが現状でしょう。

同じ療育施設に通うのは、せいぜい週に2回ほど。

しかも、時間は1〜2時間くらいです。

幼稚園や保育園、小学校は週に5回通いますし、幼稚園でさえ5時間程度の時間を過ごす訳ですから、圧倒的に時間が足りていないのです。

 

子どもの学びは、毎日の丁寧な積み重ねが大切です。

療育機関任せになってしまっていては療育の機会が不足している、ということを気がついてくださいね。

 

 

療育が本人に合っていない

地域にもよりますが、療育機関が充実している地域では、療育機関を選択することができます。

しかしながら、人気のあるところは、常に満員だったり、「入所待ち」をしたところで3ヶ月以上待つのが当たり前。

そんな思いをして入った療育機関。

利用者からの評判は高いのに、なぜか「うちの子には合っていない」と感じた経験はありませんか?

もし「合っていない」と感じるのであれば、その勘を大切にしてください。

世間の評判(いわゆる口コミ)は、あなたの意見でもなければ、お子さんの意見でもありません。

口コミは、他人の評価に過ぎませんので、お子さんとあなたに合っているかどうかは、あなたとお子さんが決めること。

口コミに惑わされず、あなたとお子さんにぴったりの療育を見つけてくださいね♪

 

課題設定がオーダーメイドではない

あなたが利用している療育では、どのような課題(療育のメニュー)が用意されていますか?

あなたのお子さんの発達ニーズや学習ニーズにぴったり合わせるとしたら、お子さん自身から課題を考える、ということが当たり前になるはずです。

残念なことに、日本の療育では、まずはプログラムあきりだったり、マニュアルがあったりなど、療育のメニューを考える最初の視点がお子さんにないケースが非常に多いのです。

理由は簡単で、特に公的な療育で期待されているのは「集団生活を営む」というスキルを身につけることに重点が置かれているからです。

お子さんを一人の人間として見ながらも、結局は集団回帰的な発想になってしまうのが公的な療育でしょう。

日本の学校教育は一斉指導を誇りとしているので、集団回帰的な発想にならざるを得ないなと個人的には思っております。

 

集団ありきの療育メニューでは、お子さんの発達の可能性を存分に伸ばせるはずがありません。

しっかりと個別指導をしてこそ、お子さんの発達の可能性を十分に引き出せるし、集団活動においても個別での基礎を養うことでお子さんの力を発揮できるようにサポートができるのです。

お子さんの発達の可能性を十分に引き出すには、お子さんの立場に立った療育メニューを作ってくださる療育を受けるべきです。

もちろん、ここには集団生活を営む上での課題も入ってくることは間違いないのですが、スタートの視点が異なるのです。

スタートが集団なのか、それともお子さん個人なのか。

お子さん個人であれば、オーダーメイド療育は可能なのです。

 

 

指導者の問題

指導者に当たり外れはつきものです。

指導者や支援者のお立場の方にも学びが必要ではありますし、学んでいらっしゃるとは思いますが、学んでも学んだことを存分に活かし切れていない現状があるように思います。

 

特に、小学生以上が利用する放課後デイサービスは深刻です。

スタッフ募集の求人広告をみれば一目瞭然ですよね。

子どもと接したことがなくても働けますし、児童発達関連の資格がなくても働けます。

発達障害のお子さんに接する際には、専門的な知識を持って接していただきたいのですが、なかなかそうは問屋が卸さない現状があります。

もちろん、資格や経歴が全てではないことは重々承知なのですが、保護者の方のお立場としても、私のような専門家の立場からしても、やはり基礎的な知識くらいは身につけて、それを活かせる方がスタッフとして勤務していただきたいと思います。

 

ただ、スタッフの学びの機会も実はそんなに取れない現状があるようです。

「取れない」のか「取らない」のかは、その事業所次第、というところもあります。

ですから、スタッフの教育不足もまた深刻なのです。

 

療育頼みから抜け出す勇気を!

お子さんの成長の機会を存分に活かしたいと考えているのであれば、「療育は受けるもの」という考え方をまずは外してみましょう。

療育は家庭でもできますし、そもそも発達障害のお子さんの子育て自体が効果的な療育を取り入れることが大切です。

複数の療育機関を渡り歩いてもなお、あなたとお子さんにぴったりの療育に出会うことがないのであれば、いっそのこと療育に通うことを辞めても良いと私は思います。

なぜなら、あなたの育児の中でも療育ができるからです。

 

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