子どもの「できる」を増やすには?

発達障害のお子さんは、
日常生活に必要なスキルを
適切に学び取っていくことが
とても苦手です。

適切に学びとれるものもありますが、
誤学習してしまったり、
新しいことを覚えるのを
避けてしまったりすることも
あります。

 

多くのママさんは
「根気よく言い聞かせる」ことで
その全てか解決すると
思っているようですが、
それは間違いです。

一刻も早く
「根気よく言い聞かせる」を
やめてください。

「根気よく」は大切ですが、
そんなに気負わなくても良いです。

「言い聞かせる」だけで
学べるのであれば、
あなたが教えたいことを
獲得しているはずです。

何ヶ月も何年も
「言い聞かせ」ているのに
お子さんの「できる」を
増やせないままだ、
ということに気づいてください。

それは
何を意味しているのかというと、
お子さん自身が
「聞いただけでは学べない」のです。

それなのに、あなたは
「どうして分からないの?」
と悩んでいるかもしれませんが、
要するにお子さんが分かるように
教えていないから
お子さんが学べないのです。

ですから、
そんな無味乾燥な悩みは
早々に捨ててしまいましょう。

 

今日あなたにお伝えすることは、
発達に心配のあるお子さんの
「できる」の増やし方です。

具体的な説明をしていると
長くなってしまうので、
今日は考え方にフォーカスして
お話しさせていただきますね。

 

視点の転換

 

あなたが育児をしていると
お子さんの「できない」を
ついつい見つけて
しまっていませんか?

確かに「できない」を
見つけてしまうことは
あると思いますし、
それは、大切なことなのです。

なぜなら、
お子さんの成長の可能性を
見つけた、ということですからね♪

 

ただ、それを本当の意味で
『可能性』にするのであれば、
「できない」ばかりに注目しては
あなたの育児もお子さんの成長も
ピタッと止まってしまいます。

止まるだけなら良いのですが、
あなたがお子さんの「できない」を
サポートすることになるので、
お子さんの「できない」を
増やしてしまう結果になります。

なぜなら、お子さんは
「頼る」ということだけを
学習してしまうからです。

 

それでは、
どのように視点の転換を
行えば良いのでしょう。

これは、言葉で表現すると
簡単なのですが、
ママさんたちからすると
なかなか難しいようです。

でも、
あなたもできるようになれば、
毎日のイライラや
子育てに対する不安が
ぐんと減っていくのは確実です。

ですから、是非、
あなたも“もの”にしてくださいね♪

 

あなたに“もの”にして欲しいことは、
お子さんの「できる」を
より多く発掘することです。

あなたが、
当たり前に思っていることも含めて
探し出してみてください。

見つけられたら
毎日手帳に書き込むなど
文字として残していくと
さらに効果的です。

 

 

「できる」から「新たなできる」を生み出す

 

「できない」に焦点を当てていると、
この教え方を思いつくことは
絶対にできません。

どうしてかというと、
今できていることから
新しい「できる」を
作り出そうとする思考すら
思い浮かばないからです。

ですから、
前の章でお伝えした通り、
お子さんの「できる」を
発掘することが大事なのです。

 

 

さて。

お子さんの「できる」から
新しい「できる」を
生み出す方法ですよね。

お子さんの「できる」を
できるだけたくさん見つけたら、
その行動に似ている行動を
ピックアップしてみてください。

その行動全てをあなたは
お子さんに教えることが
できます♪

 

 

「できない」を「できる」に変える

 

行動は、複数の行動の連鎖で
できています。

あなたが「できない」と思っている
お子さんの行動を
思い起こしてみてください。

その行動を
折り紙の折り図のように
一つひとつの行動に
丁寧に解き解いてください。

一つひとつの行動を
①できている
②もうちょっとでできる
③まだできない
の3つに分けてください。

このように分解することで、
あなたが教えるべき行動が
はっきりしてきます。

 

①はできているのですから
教える必要がありません。

③は、今の段階では
教えられないので、
またの機会を待ちます。

・・・ということは、
③がたくさん連鎖している行動は、
今、教える時ではない、
ということです。

 

さて。

あなたがお子さんに
教えられるのは②です。

おそらく②も
行動の連鎖が隠れているので、
教える際にはまた行動を
紐解いてみてください。

 

②を集中的に教えたら、
①と統合して教えていく。

そうすることで、
お子さんの「できる」を
増やしていくことがかないます。

 

 

以上になります。

最後までお読みいただきまして
どうもありがとうございました。