代表者あいさつ

私が「専門家」と呼ばれるようになったのは、今までめぐり逢った全てのお子さんと保護者の方、そして学校の先生方や専門家の方々のお陰です。

みなさん、初めまして。

10分間おうち療育®️開発者の鈴木あづみです。

大学を卒業後、すぐに東京都の小学校で学級担任を任されました。

はじめの3年間は通常の学級の担任をさせていただき、幼いころから抱き続けていた夢の実現への喜びと児童に関わる仕事のすばらしさを実感できました。

ところが、当時の私には私にはもう一つ夢がありました。それが障害のあるお子さんとかかわる仕事に就きたいという願いです。いつの日か必ず、と思って機を伺っていましたが、小学校教師として4年目の年に知的障害児の特別支援学級の固定学級へ異動することができました。

そこで出会った大先輩の先生に「子どもは教科で生きている訳ではない」と言われたことをきっかけに、子どもとその家族のニーズに合うような指導を考えてみようと思い、学校での指導を工夫しました。しかしながらそこで自分の無力さや勉強不足などを感じ、思い切って実現した夢の一つである教師を辞することにしました。

そして民間の療育機関で応用行動分析(ABA)を学びました。もともとTEACCHプログラムに興味があった私にとっては応用行動分析は必要なものでしたし、発達障害のお子さんだけではなく、他の障害にも有効だということも教師時代から身を以て知っていました。ですから、ここで基礎からしっかり学び、スキルを身に付けることができました。

自分の働き方の見直しということもあり、開業を決意しました。ただ、最も大事にしたかったのは「小学生が通える個別療育を受ける場所を確保する」ということです。早期療育の重要性は私も重々承知ですが、それでも小学生になってから発達障害に気づくケースもありますし、何より公的機関の療育は「就学」を理由にほとんど途絶えてしまいます。

さらに、開業してみて分かったことがあります。

それは、「療育に通っているのに、毎日の家庭生活で活かせない」という事実です。
ママさん、パパさんが愛情をたっぷりかけて育児をしているのに、それが実のある形にならない現状を目の当たりにしたのです。

そこで、家庭でかんたんにできる療育を全国にいるママさん、パパさんに広めようと思い、「10分間おうち療育」を開発しました。

「療育が必要なのに就学したら療育を受ける場がない」という悲劇を食い止めるためにも、私の療育が少しでも皆さんのお役に立つことができれば幸いです。


代表者・指導者

鈴木 あづみ

経 歴

大学生の頃から教育分野に関わろうと、大手塾講師として小学生から高校生までの指導にあたる。大学卒業後、3年間は通常の学級、10年間は特別支援学級の担任を務める。その後、民間の療育施設の児童発達支援管理責任者として勤務。2015年2月個別療育塾を開設。

取得資格
  • 小学校教諭1種免許状
  • 児童発達支援管理責任者
  • 上級心理カウンセラー