発達障害のお子さんの気持ちがわからないと思った時に読むブログ

発達障害のお子さんの気持ちが分からなくて悩んでいるママさんやパパさん。

その苦悩をお伺いするたびに、ママさんたちは本当に熱心に子育てに向き合っていることがひしひしと伝わってまいります。

お子さんの気持ちが知りたいと思っていらっしゃるママさんにこそ、私はABA(応用行動分析)をオススメしたいと考えています。

そして、それをお子さんに合わせて活用できるように10分間おうち療育をお伝えしています。

 

もし、あなたもABAや10分間おうち療育を知りたいと少しでも思っていらっしゃるのでしたら「7日間無料メール講座」がお役に立ちますので、シェアいたしますね。

10分間おうち療育®️7日間無料メール講座

 

それでは、今日のお話に進みますね♪

 

 

お子さんの気持ちを知りたいのなら

あなたがお子さんの気持ちを知りたいと強く思えば思うほど、あなたはお子さんの気持ちから遠ざかってしまいます。

どうしてかというと、あなたに必要なのはお子さんの気持ちではないからです。

あなたが本当に知りたいのは、お子さんの気持ちではないと私は思います。

 

ここであなたに一つだけ質問したいことがあります。

あなたは、あなた以外の人の気持ちをはっきりと理解できたことはありますか?

 

私は、というと、そういう特殊能力を持ち合わせていないので、いつも「推測」に過ぎません。

時にはその推測が当たっていることもありますが、外れていることがほとんどだと思うのです。

だからこそ、私たちが自分以外の人の気持ちを知ることは難しいですし、知ったとしても何もできないかもしれません。

それは、あなたがお子さんの気持ちを分かった上で、あなたがお子さんの気持ちに沿った行動をしても、お子さんのためになるとは限らないからです。

 

みんママ

えぇ・・・。
じゃあ、私、これ以上、何もできないの??

あづみ

お子さんの気持ちを推測する際、役立つのが「行動観察」と「行動分析」です。

この2つをすることで、お子さんの考え方が分かるようになります。
そうすれば、お子さんの気持ちを推測する際「子どもの気持ちが分かる」ということもできるようになっていくのです。

みんママ

まぁ!それは、とっても素敵なことです💕

先ほどもお伝えしましたが、お子さんの気持ちを知りたいとお考えなのであれば、まずは応用行動分析をあなたが学び、活用できるようにしましょう。

詳しいことは、こちらもまた先ほどご紹介しました『7日間無料メール講座』で動画などを交えてお伝えしております。

 

「子どもの気持ち」にこだわってしまうと

「子どもの気持ちが分からない」からこそ、お子さんが発したりアクションしたりしたことをあなたは大切にするかもしれません。

確かにそういうことも必要なのですが、ただ単にそれを繰り返していると、あなたはお子さんに支配されてしまいます。

それに気づかないで子育てをしているとどうなるか、というと、お子さんの誤学習を引き起こしてしまいます。

 

みんママ

うちの子、幼稚園ではできるのに、家に帰ると全くやらないんです。
少しずつできるようになれっば良いなって思っているんですが・・・。

あづみ

それなら、お子さんに訊いてみましょうか。


あづみ

幼稚園で自分で◯◯ができるのに、どうしておうちだとしないの??

こども

え〜。
だって、ずっとママがしてきたことだからだよ。
どうして、そんなことを訊くの??

・・・とまぁ、こんなふうな会話になると思います(笑)

つまり、あなたがこれまでしてきたことを、あなたがお子さんに教えなければ、お子さんは「自分ですること」だとは思えないのです。

 

ですから、あなたが「うちの子は、今こういう気持ちだから、私がやってあげよう」と、いわゆる「お世話」をすればするほど、お子さんの「できない」を増やしてしまうのです。

もし、あなたがお子さんに靴を毎日履かせているのだとしたら、お子さんの成長に合わせて靴を履かせる行為の度合いを緩めていく必要があります。

そうしていくうちに、お子さんは一人で靴が履けるようになります。

でも、もし、あなたがこのままお子さんの気持ちに寄り添いすぎて靴を履かせていたとしたら「ママが靴を履かせる係だ!」とお子さんの勝手なルールによって、あなたはずっとお子さんの靴を履かせ続けなければならないのです。

 

子どもの気持ちは大切。でも、もっと大切なこと

私たちは、一人の子どもの親ですから、どうしても我が子の気持ちを大切にしたいと考えます。

でも、子どもの気持ちを優先してしまいすぎると、結局は我が子の「できない」を作ってしまう結果になります。

しかも、「人に頼る」という行動も同時に強化(度が増す)してしまうため、もう本当に自分から何かをすることができなくなってしまいます。

 

幼稚園や保育園での集団の場面では、自分でできることが限られているので、いつも友達が先に気づいて手伝ってしまい、お子さんの活躍の場が減ってしまいます。

あづみ

驚くべきことは、こういうお子さんの保護者様はみなさん口を揃えて
「お友達が助けてくれてありがたい」
とおっしゃいます。

でも、よく考えれば、それが日常になっているわけで、お子さんはどんどん「誰かの助けが必要」な人生に陥っていくのですよ。

そうならないように、幼稚園や保育園、そして小学校の先生たちも注意を払っているのですが、なにぶん「ママにやってもらうのが当たり前」生活をこれまで送り続けてきたのです。

そう易々と「実は自分でやることなんだ」と思考チェンジできるはずがないのです。

 

 

お子さんの将来を心配するお気持ちがあるのでしたら、今、あなたができることを探してみてください。

そして、お子さんに「教える」ということをしてください。

「やってあげる」だけが育児ではないのですから。

 

 

 

今日も最後までお読みくださいまして、どうもありがとうございました。