私のレッスンを受けてくださった「卒業生」のママさんたちの中には、私と初めてお話をした時にこんな不安を教えてくださるママさんが何人もいらっしゃいました。
発達障害の子どもの子育ては「お手本」がないなってそう思います。
だから「これでいいのかな?」って、いつも自分の育児に自信を持てないんです。
私は、そんな思いを抱えていらっしゃるママさんたちを前にして、いつもいつも心が痛みます。
そして「このママさんを絶対に幸せな子育てに導いていこう」と、大変傲慢かもしれませんが、そう心の中でこっそり誓ってしまいます。
多くのママさんたちは「ママが変わらないと!」と言われていると思います。
でも、ママさんたちは我が子を療育に通わせている時点で大きな決断をなさっていらっしゃいます。
そこを私は大切にしたいと思っていますし、だからこそ、療育ではなく、ママさんご自身の子育てをより幸せに感じることができるようなサポートをしたいと思っています。
10分間おうち療育®︎は、お子さんとママさんのためのオーダーメイドおうち療育。
まずは、あなたの子育てに取り入れられるかんたんなおうち療育の基本をあなたにお伝えしたいと考えています。
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以上のメール講座では「不安だらけの子育てから脱出する方法」も簡潔にお話ししています。
今回の記事は、メール講座でもお話をしている内容とそれ以外のお話もしていきます。
母子手帳・育児書を手放す勇気
私たちは妊娠したことを自治体の保健センターへ報告すると母子手帳をいただけます。
この母子手帳に書かれていることに基づいて、マタニティの頃からの子育てがスタートします。
妊婦健診に行くたびに、母子手帳の内容をチェックして、そこに書かれていることと同じ成長であれば安堵し、少しでも違うことがあれば不安に思うという、そんなことを繰り返してきましたよね。
そもそも母子手帳は、アメリカから渡ってきたものです。
一説によれば、子どもの健やかな成長を考えて作られたものではなく、アメリカでの乳業のPRのためにつくられたものだそうです。
つまり、アメリカを手本にして作られたものなのです。
しかしながら、アメリカでもこの母子手帳はとうの昔に廃止されています。
その理由は、子ども一人ひとりの育ちには、差が大きいからだそうです。
平均値が書かれている母子手帳は、子どもの育ちのめやすでしかない、ということでしょう。
母子手帳は各自治体が母子健康法に基づいて発行しているそうですが、厚生労働省が様式などを定めています。
育児書もまた母子手帳などをもとにして作られているのですから、内容は母子手帳と変わり映えしません。写真や言葉による表現方法が違っているだけなのです。
小さなお子さんほど、一人ひとりの育ちには差があります。
私は子どもが3人いますが、3人とも辿ってきた発達はさまざまです。
ですから、育児書も母子手帳もだんだんと頼りにしなくなりました。
それよりは、目の前の我が子をみて、どのようなことが我が子の成長を促すのかを考えました。
自分の目を信じれば信じるほど、母子手帳も育児書も不要になっていきました。
発達障害のあるお子さんたちは「発達凸凹」と表現される場合があります。
私はその言葉は正直好きではないのですが、この凸凹があるからこそ、母子手帳も育児書も役に立たないのです。
だからこそ、あなたにご提案したいことがあります。
それは何かというと、母子手帳の考え方も育児書の考え方も、両方とも一旦置いておいたり、手放したりしてみませんか?ということです。
育児書を捨ててください、ということではなく、育児書などをできるだけ頼りにせず、まずは目の前のご自身のお子さんの成長を見つけてみませんか?というご提案をしたいのです。
そうするだけで、あなたに笑顔が増えますよ。
他の子どもの育ちの比較
「公開処刑」なんて言葉がネット上であるように、私たちはいつも他のお子さんの育ちがどうしても目に入ってしまいます。
目に入ってしまうと、自然と比べてしまいますよね。
でも世間一般では「他の子と比べてはいけない」と言われているため、あなたは「比べている自分」にダメ出ししてしまうこともあるでしょう。
私は他のお子さんとあなたのお子さんを比較して良いと思いますし、そもそも私も比較しています。
ですから、比較すること自体は決して悪いことではないのです。
他のお子さんとあなたのお子さんを比較していくと、あなたの行動観察スキルが上手になっていきます。
ただ、気をつけていただきたいのは、比較した結果生まれるあなたの感情です。
この感情のおかげで、あなたの気持ちが不安に駆られたり不安定になったままだったりすると、大きなストレスを抱えてしまう結果になりますよね。
ですから、比較して不安などのネガティヴな感情を抱いたあとは、メンタルケアをしながら、あなたの子育てに対するマインドを整えることが重要です。
手探りの子育てにこそ希望が隠れている
今のあなたは、あなたがこれまでにしてきた子育てに対して、何点をつけますか?
もしかしたらとても低い数字を思い浮かべているママさんもいらっしゃるかもしれませんね。
発達障害の子育ては、お手本がありません。だからこそ、あなたは毎日の子育てが手探り状態だと思います。
子どものために、と思ってしたことが全て空振りになってしまうこともあるはずです。
その反対に「どうしてうまくいったんだろう」と鳩が豆鉄砲を食ったような心持ちになることもあると思います。
こんな波瀾万丈な子育てを経験できていて、しかもこれまでなんとかやりくりできたあなたは、本当にすごいんですよ!ぜひ自画自賛なさってくださいね♪
私のレッスンを受けてくださった先輩ママさんたち。
最初は手探りの子育てで、何をやってもうまくいかないことばかりだったそうです。
そういうのって、本当に苦しくて辛い。でも、誰にも相談できないし、そもそも相談すること自体が恥ずかしいものです。
手探りの子育てもとても大事なのですが、お子さんの学びを考えると、正直時間がもったいないんですよね。
それに加えて、あなたの努力ももったいなく思います。
どうしてかというと、先輩ママさんたちがどんなに努力してもうまくいかなかった(子どもに伝わらなかった)ことが、効果的な療育法を子育てにちょっとプラスするだけであっという間にできるようになったからです。
手探りの子育てもとても大事ですし、私はそんなあなたの努力を大切にしたいと思っています。
あなたの子育てに効果的な「おうち療育」を「お試し」なさってみてくださいね♪
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今日も最後までお読みいただきまして、どうもありがとうございました。
何が不安だったのかって、育児本が全く役立たないこと。
役立たないばかりか、読むたびに悲しくなってしまって・・・。