2024年から毎週第2日曜日に開催している発達障害のお子さんのためのグループレッスン(MOGL/モーグル)。
1月は14日がMOGLの日でした。
発達障害のお子さんのためのオンライングループレッスン
今回のテーマは「自分の苦手との付き合い方」について、お子さんたちにお話しいたしました。
このMOGLですが「発達障害」「こども」を謳ってはいるものの、障害があってもなくても参加はできますし、また、大人の方も参加していらっしゃいます。もちろん、保護者の方も、です。
このMOGLを開催する際、私はテキストを作成する時もあれば、そうでない時もありますし、また、こうしてブログにするかどうかも決まっておりません。
ただ一つ言えることは、特別な場合を除き、毎月開催している、ということです。
そして、参加者皆さん、リピーターさんです!もちろん、新規の方もいつでもご参加OKですので、お気軽にご参加くださいね。
それでは、早速、今月のMOGLで実施したことをお話ししていきますね。
MOGLのコンセプト
学校で学ぶこともそうでないことも両方を学べる場として、そして、発達に心配のあるお子さんと保護者様が安心してご参加し、成長できる場として月に一度開催しています。
MOGLのはじまりは、性教育がきっかけでした。
発達障害の子どもを教えているあづみ先生なら、性教育を分かりやすく教えてくれるかもしれない!
このようなママさんのニーズと期待に応え続けているうちに、私が「これも教えたい」「あれも教えたい」と欲張りになってしまった結果、今の学習内容になった、という訳です。
自分の苦手を見つけよう
「自分の苦手と上手く付き合う」ということを子どもたちにお伝えしてもピンときません。
ですから、今日は「苦手を見つける」ということをテーマにしてレッスンを進めました。
苦手だけを見つけることは、大人でもなかなか難しいですよね。
ですから、以下のようなワークシートを用意しました。
このワークシートに自分の得意なことや好きなことなどを埋めてもらいました。
自分のことを考えるって意外と難しい
得意なことでもきらいなこともあるなぁ
こうやって書いてみると楽しい
「すき」と「とくい」なことって似ているものもあるし、同じこともある
苦手との上手な付き合い方
この学習のめあての一つに「苦手とうまくつきあう方法を考える」とありましたが、それにはまず、以下のことを教えました。
苦手を苦手なままにしておくのも良いし、苦手と上手く付き合えるように努力することも良い、ということを子どもたちに伝えました。
苦手なことって、嫌だけれどやらなくちゃいけないことだと思っていた。
子ども時代は、自分が嫌だと思うことでも、「やるべき」という強制感が強すぎて、苦しみながらもチャレンジすることがありますよね。
だからこそ、苦手は一旦おいておく。いつか「チャレンジしてみよう」と思ったらチャレンジしてみる。そういうことでも良い、ということもお伝えしました。
そうしたら、その場にいた子どもたち全員が何だかホッとした雰囲気になっていったのです。
苦手との向き合い方も自分で決めて良いのですが、苦手なことを苦手なまま放っておくとどうなるのかもお話ししました。
このようなことを子どもたちに知らせることがとても大切です。
当たり前のことかもしれませんが、それを大人が言葉にして説明することが、子どもたちの「学び」につながるからです。
ここでご紹介しているテキストはほんの一部ではありますが、あなたのおうち療育にお役に立てば嬉しいです。
MOGLについては、私が配信しているメールマガジンでもお知らせしております。
以下の7日間無料メール講座も併せてご利用いただくと、あなたの子育てのお役に立つと思います。
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今日も最後までお読みいただきまして、どうもありがとうございました。
性教育を教えている人は多いけれど、発達障害の子どもにも教えられるか、というとそういう人は見つからない