発達障害のお子さんにパーソナルスペースを教えるための視覚的サポート

発達障害のお子さんにパーソナルスペースを教えるための視覚的サポート

発達障害のお子さんにパーソナルスペースを教える際、一般的には「相手から腕1本分離れる」ということをお子さんに伝えます。

しかしながら、それはあまりにも乱暴な教え方だと私は思っています。

というのも、あなたもご存知の通り、人は相手とどれだけ良好なコミュニケーションをとっているのかということでパーソナルスペースが変わってくるからです。

例えば小さなお子さんとママは腕1本分離れていては、アタッチメント形成がしづらいでしょうし、また、腕1本分離れていては、お子さんが道路を歩く時に危険にさらされてしまう可能性だってあります。

つまり、パーソナルスペースは、相手と時と場合によって変わってくるものなのです。

 

さて、今回お話ししたいのは、「相手との関係性」に基づいた教え方です。

相手との関係性に基づいた教え方をまずは教えて、それがマスターできたら広がりを持たせて教えていきます。

なお、パーソナルスペースの視覚的サポートの教材作成については、noteにまとめてあります。

下の画像をクリックなさるとnoteの記事「パーソナルスーペースを教える際の教材の作り方」に移動します。

おうち療育百科事典

上のnoteの記事には、私が作成した教材の画像を載せてありますし、作り方も説明してあります。もしよければお役立てくださいね🎵

 

また、今日の記事では、上のnoteの記事にも掲載していない画像をご紹介してまいります。
どうぞ、お楽しみに ^_−☆

 

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パーソナルスペースとは

コロナ禍で相手と距離を置くことを「ソーシャルディスタンス」と表現されていましたし、ソーシャルディスタンスという言葉が定着しました。

ソーシャルディスタンスは、相手との距離を2mほど取ることだとコロナ禍で学びました。

それでは、パーソナルスペースとは何でしょう。
それは、自分と相手との距離ではなく、相手と接する時に自分と相手が安心できる空間のことを指し示します。

そのため、相手との関係性や場所、環境などによってパーソナルスペースはそれぞれ変わってくるのです。

「その都度変わる」というところは、周囲の状況に応じて臨機応変に対応することの困難を抱える発達障害のあるお子さんには難しいところです。

パーソナルスペースの教え方

冒頭でもお話しした通り、一般的には相手とは腕一本分離れる、ということを教わります。

しかし、先ほどお伝えしたように「安心できる空間」がパーソナルスペースなのです。

そこを大切に教えられるなら、私は素晴らしいと思うのです。

ですから、私は腕一本分も教えますが「安心できる空間」もお伝えしたいのです。

 

さて、発達障害など発達に心配のあるお子さんは、視覚から学ぶことが得意なお子さんが多いもの。

そのため、視覚的に学ぶことでお子さんは学びやすくなります。ですから、教材も視覚的、かつ、手で操作できるものを選んでみました。

 

相手との距離をカラーバーで示し、どれくらい離れていれば相手も安心できるのかを示しました。

自分が安心でも、相手の気持ち次第では、相手が安心できない場合があることを示しました。

 

この教材の画像をよくみてみると、カラーバーの下と「相手」の顔部分、そして「自分」の人形と「相手」の顔の表情にそれぞれ面ファスナーが使われています。

これは、「自分」と「相手」の距離を広くしたり縮めたりする操作ができるようにしているのです。そして「相手」の表情も変化できるようにしてあります。

以下の画像は、先ほどご紹介したnoteの記事でも活用している画像です。

 

ちなみに、こちらのイラストですが「イラストAC」というサイトよりダウンロードしています。
私のように絵が苦手だという方には、ぜひオススメしたいサイトです!

無料イラスト素材【イラストAC】

サポートグッズ

お子さんがパーソナルスペースを理解することができたら、次にすることは、学んだことの定着と般化です。

パーソナルスペースも、ソーシャルスキルトレーニング(SST)の一つですので、やはり実践というか実際の場面で活用できるようにすることがとても重要なのです。

そこで、お子さんがパーソナルスペースのスキルを身につけて定着させるために、いつでも手軽にみられるよう、手のひらサイズのサポートグッズを作成しました。

 

パーソナルスペースを身につけて定着するための支援グッズ

携帯できるようにできるだけ小さく作成。

スマートフォンがあれば、画像を一枚ずつスマートフォンに保存しておくこともOK!

 

今日はこの辺でおしまいにします。

サポートグッズの作り方については、noteの記事をご活用いただければと思います。

 

今日も最後までお読みいただきまして、どうもありがとうございました。