子どもにはさみの持ち方を教えるには?

発達障害のお子さんも、なのですが、幼児の中には、はさみの持ち方(方向)が反対になってしまうお子さんもいらっしゃいます。

幼稚園や保育園の先生も、丁寧に教えてくださっているのですが、なかなか定着しないお子さんもいますよね。

 

今回は、はさみの持ち方(方向)を一発解決する方法をお伝えしますね♪

 

はさみを使っている時

はさみを使っている時、いつも反対になってしまう場合、どのように教えればよいのでしょうか。

「何度も声かけしてるのに、絶対反対になってしまう」と嘆いているあなたこそ、是非トライしてみてくださいね♪

 

①準備するもの

 

はさみの持ち方を教える際、2つのものを用意します。

・はさみ
・高さのある机(台などでもOK)

 

②子どもへの教え方

 

画像を用意しましたので、画像も一緒にご覧くださいね。

まず、高さのある机やテーブルなどにはさみを置きます。

置き方は画像の通りで、指を入れるはさみの柄の部分を浮かせるように置きます。

 

 

もうお分かりですよね?

この状態でお子さんに指を上から差し込むように伝えるのです。

そうすると・・・

 

 

何の問題もなくスムーズに指をスルッと入れることができました〜❤️

 

おぉ、これなら簡単にできちゃう!すごい!

この方法なら、子供も大人もイライラせずに簡単に教えられますよね♪

 

はさみの持ち歩き方

 

発達障害の子どもは「切り替え」が難しいですよね💧
だから、はさみの持ち手の練習が終わったら「持ち歩き方」や「手渡し方」の練習もしましょう。

はさみを持ち歩く時、ついつい柄を持ったままになりがちです。

幼稚園や保育園では、柄にカバーがついたはさみを利用している園もあるとは思いますが、そうだとしてもはさみを持ち歩く方法もお子さんに教えましょう♪

こちらも言葉がけだけでは、定着しない可能性があります。

だからこそ、動作と一緒に教えます。

 

どんな動作と一緒に教えれば、子どもは簡単にできるようになるの?

柄の部分にある指を差し込むところから覗くように伝えると、お子さんは分かりやすいようですよ♪
ちなみに、私は虫眼鏡に見立てて「名探偵」って教えています。

ごっご遊びが好きなお子さんは「見立てあそび」ができますから、遊びの延長で「名探偵」という言葉を使って伝えます。

そうすると、お子さんも楽しいようで、上手な持ち方で移動できまう。

 

もし、、この方法が難しければ、お子さんの自発的行動を待つのではなく、まずはどのように持ち歩くのが適切なのかを教えてください。

このタイプのお子さんの場合は、その「状況と型」で教えましょう。

 

以上、はさみの持ち方の教え方でした。

簡単でしたよね♪

 

はさみを置くだけで教えることができる魔法のようなおうち療育でした。